玉型メセン類は南アフリカやナミビアの岩石砂漠を主な原産地としたハマミズナ科(ツルナ科)の小さな多肉植物。一対の葉が融合して小石のような姿となり様々な色・模様で飾られます。また休眠・脱皮・擬態など、まるで動物や昆虫のような奇妙な生態を持っています。このようなメセンの姿は、過酷な自然環境で生き残るための様々な仕組みが結晶したものとも考えられ、まさに「生ける宝石」という愛称が相応しい植物です。このサイトでは玉型メセンの一種であるコノフィツム属をメインにとりあげ、栽培の手引きはもちろんのこと、多様な種類や学術情報の紹介など、不思議で可愛らしいメセンの世界を探って行けたらと思います。どうぞごゆっくりお楽しみください。